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2019-09

善人の善行5

「だけどifさん、善人の人だって悪気は無いんだから許してあげようよ」


と、思う人も居るかもしれない。
まず、これは許す許さないの話では無いということ。
次に悪気があろうと無かろうとそんな個人の事情は二の次であること。
それを言いたい・・・ほぼ100%通じませんがw


善人が自分の善を実行すると
死人が出たりK札沙汰にもなりますよ、という事例↓

付き合いがある電気屋さんから聞いた話。
或る場所に、高齢者や身体が不自由で、身寄りが無くて
(有っても誰も面倒を見てくれなくてw)
そういう気の毒な人をなんとかしたい、力になりたい、面倒を見たい、世話をしたい
という典型的な善人が居ました。
今も生きてるので居ます、が正しいかな。


で、その人は非常な善人ではあるが殆ど物事が分からなかった。
思考力、判断力がないんだから、やたらなことをしないのが良いのですが
なんたって
善人だかんね!
どうしても気の毒な人の為になりたいっつうんで
そういう人を収容する施設を作ったのです。


ところが「良いことをしたい」という気持ちが大きく
「それをする能力」がほぼ欠けていたのです。

まず施設を造るに当たっては
資金が潤沢にあるわけではないので、土地代が安いド田舎に建物を造った。
しかしド田舎なので人手が足りなかった。
施設で働く人員はギリギリか足りない。
給料も安いのでいくら田舎であっても、24時間職員が数人で待機
という、理想的なことは出来ない。


資金が乏しいので電気の配線とか施設自体にも問題があり
電気屋さんは「これでは危険だから直したほうが良い」と何度訴えても
そのオヤジは言葉を理解しなかった。


この配線や設備では危ない
と相手が言ったら「どのように危ないのか」訊けばよいのに
ただ音声を聴いているだけだったらしい。
何度提案しても注意しても聴く耳持たずとはこのことですかね。
(善人の人が全部とは言わないが、自分が善いことをすることしか見えず
  他人のやることは見ないし、他人の言うことは聞きません。
  自己中心なのか精神に問題があるのか、私は知らない)



で、この施設は数年だか十数年だか運営されていたが
或る晩に電気系統から出火して施設が火事になってしまった。
収容されているのは、身体が不自由な老人が多かった。
(年齢は50代くらいでも身体が不自由な人も居たようだ)
当直の職員は女性一名だったので
動けない老人を一人で全員助けることが出来ずに
その施設では数人(10人近いのか?知らないが)の人が
焼死してしまった。


この施設の長が「気の毒だから」と収容したら
もっと気の毒なことになったわけです。
人手が足りないのだからせめてこの長が施設内に住んでいれば
まだ良かったのに、そういうこともせず
(危機管理能力がほぼゼロ)
多大な犠牲者を出してしまったのです。


こうなった原因は複合的ではありますが
最も大きな原因は
「施設の長が良いことをしたがったから」
です。


電気屋さんが何度提案しても、全く聞き入れることが無かったらしいから
他人(相手)の言うことを理解しない奴、
言って分からない奴は痛い目に遭うなあ、と思った次第。
こいつが良いことなんかしようと思わなければ良かったのにねえ。
でも実力(能力)の無い人ほどやりたがるんですね。



善人の善行って怖いでしょう?
人が死にますから。
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