2017-08

キンポー

中国映画・・・いや、香港映画というのかな、アレは面白い。
香港映画は外国の人にも分り易いので人気がありますね。
有りました、かね?
そこらへんのことは良く知らないのですが、「笑い」が分り易い。
笑えないのもあるが、それは国民性が原因か。


どの国の映画でもそうだと思うが、多くの人に分りやすい映画は
人気がある。
ハリウッド映画が世界中で人気が有るのは、言葉が分らない人が見ても
面白いように作ってあるからだそうだ(俳優の津川雅彦氏談)
香港映画もそれと同じ作りになっているかな。
しかも中国というお国柄が出ているのも面白い。
(余談ですが日本の映画がつまらないのは台詞で説明するからではないか。
  マンガも台詞で分らせるのではなくて絵で分らせろよ、というのを以前聞いたことがある)
他にはチャウ・シン・チー監督の「カンフー・サッカー」が面白い。
面白いと言っても特別面白いというわけでも無いのが
ハリウッド映画やこれから語るサモハン・キンポーの映画と共通しています。


以上が前置きです。
長かった!

昨日サモハン・キンポー監督主演映画「妖術秘伝/鬼打鬼」を見ました。
日本語吹き替えが無いので原語で見ました。
中国語っておおらかで好きです。
たまには聞きたい。

話は行きつ戻りつ、でして、回り道、道草の話が多い。
(主題にあまり関係の無い展開のこと)
これは米国映画・・・B級映画にはよくあることです。
だからB級なんだな、と思う。
でも、まあ、中国人の暮らしぶりを垣間見ることが出来るし
面白いっちゃあ面白いです。

テーマは道士対道士の念力(妖術)合戦。
単数同士だから合戦は無いか。
コメディの要素が多々ありますが、一応ホラー映画です。
この映画の後に、日本でも大ブームになった「キョンシー映画」が作られたので
キョンシー映画の原型のような作品。
それからカンフーアクションも随所に見られる。
動作が速くて面白い。

と、途中までは「まあまあかな」と思って見ていたのですが
最後の、道士同士の妖術合戦(単数だから合戦は不味いか)が
圧巻でした。
圧巻と言っても面白可笑しいんだけど、敵の道士が霊界だか天上界だかから
武術の達人を召喚して、現場に居る人間に憑依させるのです。
するとその人間は、その霊界だか天上界だかの武術の達人になってしまう。
それが面白い。

そこで主人公のキンポーに憑依したのは
「斉天大聖・孫悟空」でした。
キンポーが猿になりきっていて、芸達者だなあ、と感心した。
次に少年の武術の達人である「紅孩児」が憑依すると
生意気な子供になり(外見はキンポーのままw)戦う。


と、ここまで見ていて(ああ、これは京劇なんだな)と思いました。
多分京劇の影響を受けているか、伝統を受け継いでいるのか知らないが
そんな感じ。
昔京劇の「孫悟空」を見たことがあり、その時の悟空は
猿そのものでした。それを見て楽しむための劇なんだろうと思う。
つまり物真似の世界です。
いかに似せるか、が重大。
(日本の、アニメを実写化した映画などは「いかに原作のイメージ通りであるか」
  が最も重要であって、その他は付け足しだろう、多分)
京劇の中でも孫悟空などは日本人は誰でも知っている話であることもあり
見ていて楽しく面白かったです。


と、いうわけでサモハン・キンポーの芸達者を初めて知った私でありました。
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